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安倍政権は内部権力を強化し腐敗させた

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で9/2に配信された動画を紹介します。

清水さんがジャーナリストの烏賀陽さんと、安倍政権によって強化された権力の腐敗についてお話しされています。

2014年に稲田朋美さんが中心となって内閣人事局が作られました。

それまで人事院のによって決まっていた官僚の人事を内閣が決められるという制度です。

これによって内閣に対して忖度できない官僚は出世への道が絶たれる事となり、安倍政権の力がより増していく形となりました。

ちなみに初代局長は現厚労大臣の加藤さん。二代目局長は元文科省大臣の萩生田さん。三代目局長は現官房副長官の杉田さんです。

安倍政権は重鎮が、官僚の重鎮を決める事が出来るわけですからこの時点で三権分立は崩壊しています。

三権分立の崩壊によって安倍政権の力が増していきますが、同時に腐敗する事で起きた問題もあります。

最近で言えば森友問題です。

森友問題は端的にいうと、国有地を安く売る代わりに誰かが利益を求めていたという事件ですが、自殺者が出た事で大問題へと発展しました。

籠池夫婦と安倍昭恵さんの関係など、解明されてない事も多々ありますが、証拠となる文書は財務省によって改ざんされ、改ざんを指示された官僚がお一方亡くなってしまいました。

権力を使って官僚を死へと追い込んだ黒幕は未だに判明していません。

また、内閣人事局現局長の杉田氏はウィズコロナ五輪会議の代表も兼任しております。

これは、東京オリンピック開催に懐疑的な考えを持つ官僚への圧力とも受け取れます。

官僚に圧力へのは増していき、その一方で腐敗が進みます。

腐敗が進むと、無我夢中で権力にしがみ付こうとします。

その結果、人を自殺へ追い込んだり、意見が言えず風通しが悪くなったりと権力側以外の人間にとってはマイナスでしかありません。

安倍さんが掲げた憲法改正も、GHQが作った権力統制を変える法改正であり、一見自国による自国のための改正とも受け取れるかもしれません。

しかし、アメリカとしては日本が自国の権力を高め、再び特攻してくるのではないかという不安があります。

米軍基地の設置はそれを防ぐためのものでもあるのです。

権力を強め、腐敗した先に待っているのが戦争という最悪のシナリオだけは避けるためにも、常に政治家を監視する役目が我々にはあります。