一月万冊応援blog

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なぜ政治家や官僚に期待するのか

こんにちは。Roof SAです。

一月万冊で8月15日に配信された動画をご紹介します。

清水さん、安冨さん、烏賀陽さんの御三方がそれぞれの立場でお話しされていました。

本の学校教育は、受験での選別によって格差を生み、下位の人間に無力感や劣等感を植え付ける仕組みとなっています。

そして無力感や劣等感を植え付けられた人間が上位の人間に自分達では出来ない事を期待する事で、システムは民主主義、マインドは封建主義という社会が出来上がりました。

たかが受験に敗れただけで、こうも人間のマインドに影響を与えます。

本来の民主主義であれば、受験の勝者が上級国民であろうとなかろうと、自分達の生活が良くならなければ、自分達の力で変えていこうとなるはずです。

しかし、現状は「偉くなれなかったのは若い頃勉強をしなかった自分が悪い」と諦めている人が多いのではないでしょうか。

そうした諦めは思考停止に繋がり、政治とか経済とか難しい事は頭の良い人任せとなり、自分の力で未来を切り開こうとする力を阻害します。

「郷に入れば郷に従え」精神の下、日本社会で勝ち組になるために、皆そのシステムの餌食となっています。

肝心な「郷」がオワコンとなっているのが現状の日本社会です。

それに気付き、政治家や官僚に頼らず自ら「郷」を創り出せる独立した存在が、この先勝ち組になれるのかもしれません。