一月万冊応援blog

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コロナ禍ではピンチもチャンスも気付きにくい

こんにちは。Roof SAです。

本日は8月16日に一月万冊で取り上げられた動画をご紹介します。

子供虐待について詳しい、作家の今一生さんと語られています。

このコロナ禍において皆さんが心配するのは、不況によって収入は変化しないか?

ライフスタイルがどのように変化していくか?

今の仕事を続けてて良いのか?

いざという時に政府は助けてくれるか?

など、目先の事がほとんどではないでしょうか。

確かに会社の売り上げや自分の収入が減った又は減る可能性がある中で、政府に対してお金を要求するのも選択肢の一つだと思います。

しかし、それは一時的なものであり、その後の収入や就職先は誰も担保してくれません。

少なくとも安倍政権は自民党支持者にしか目を向けていないのが現状です。

その証拠にアベノマスクやオリンピック、Go To キャンペーンなど多くの国民が望んでいないであろう出来事が次々と起きています。

有権者で財力もそれなりにある大人にすら目を向けていないという事は、投票権も財力もない子供に対してはそれ以上に無関心であると容易に想像できますね。

厚労省によると、コロナ禍で虐待の件数が前年比1〜2割増となっているようです。

虐待の件数自体もここ30年で160倍に増えており、子供の頃虐待されて育つ事で、非行に走ってしまったり、精神的な病気を患ったり、親になってから虐待する側になってしまう可能性が高まります。

本来であれば数十年後に納税者として日本を支えていくはずの若者向けに、刑務所を増やしたり、病院を増やしたりと税金を投じざるを得なくなるかもしれません。

その状況下で誰が年金の財源を捻出出来ますか?

みんな目の前の事、自分の事で精一杯だと思いますが、実は思わぬ将来的なピンチに見舞われています。

ただ、虐待の件数が増えている事、それに対して多くの人が無関心である事をしっかりと認識する事で将来的なチャンスに繋げる事も可能です。

今の30〜40代は今後30〜40年働く事になるでしょう。

今は若くて体力もあるでしょうが、人は老います。

万が一、景気悪化で収入は減ったが年金もあてにならない等の状況に陥った時、自らイノベーションを起こし起死回生を図る体力、気力は十分に残っているでしょうか。

若者を守り、若者の未来を考える事は自分を守る事にも繋がります。

そしてそれを考え、実行するチャンスが今だと思います。

私も去年あたりから会社での出世を気にしなくなり、同時に上司への忖度もほとんど考えなくなりました。

その代わり10年後、20年後に支えてくれるであろう若者に注目した働き方へシフトしました。

コロナ禍で不安な今だからこそ、将来的なチャンスやピンチに目を向けてみませんか。