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戦後最悪のGDP &首相体調不良説。負の社会をどう生きる?

こんにちは。Roof SAです。

一月万冊で8月17日に配信された動画を紹介します。

清水さんが東大教授の安冨さんと、安倍首相の体調不良説が流れ、GDPが戦後最悪となった社会でどのように生き残るか?という事をテーマに対談されています。

8月17日にGDPが戦後最悪の27.8%減になったと各マスコミが報道しました。

ちなみにリーマンショック時でも17.8%減だったようです。

こんな状況下で、「強い日本」を目指してひたすら走り続けて来た安倍総理に体調不良説が流れています。

そもそもなぜ、総理大臣の雇い主である国民に正確で素早い情報が届かないのか疑問です。

中国のような独裁国家なら分かりますが、日本は一応民主主義国家でしたよね?

民間企業に例えるなら、社長の体調不良を株主に隠しているようなものです。

ヨーロッパ諸国と違って人口が一億人以上いるにも関わらず、アメリカのような地方分権も進んでいない中での民主主義は限界があります。

まぁそれは置いておいて、安倍総理は2013年の所信表明演説

強い日本。それを創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。

 「一身独立して一国独立する」

 私たち自身が、誰かに寄り掛かる心を捨て、それぞれの持ち場で、自ら運命を切り拓こうという意志を持たない限り、私たちの未来は開けません。

とおっしゃっています。

誰かに寄り掛かる心を捨て、自分の持ち場で運命を切り拓こうとした結果、吐血、体調不良報道。

まさにうつ病患者の多い日本社会の縮図ですね。

ただ、我々はこの大変な時代を生きていかなければなりません。

幸い、日銀やコロナを楽観視してる投資家によってなのか、なぜか株価は安定しています。

その間企業が倒産する事はなく、会社員も企業に守られているため、すぐ給料に反映する事は少ないでしょう。

しかし、半年〜一年後には確実にその影響を受ける事になると思われます。

この半年〜一年をどう過ごすかが、運命の分かれ道となるでしょう。

リーマンショック時の失業率は5.5%でしたが、このコロナ禍でそれを上回るのは確実です。

ただ、目線を変えると不況はチャンスでもあります。

不況下では既存の権力システムが崩れていきますが、彼らはただただそれらを守るのに必死なため、おこぼれが次々と降って来ます。

そのおこぼれをなるべく多く拾い、いかにビジネスに繋げるかが鍵です。

例えば、清水さんは絶版となった本を出版社から買い上げ、特典動画を付ける代わりに価格を数十倍に設定しましたが、それが次々と売れているようです。

これは本が売れていて、既存の出版システムによる規制が機能していたら起こり得なかった事です。

これを建築業界に身を置いている私の状況に当てはめると、仮に大手住宅メーカーの仕事のみで生計を立てている職人さんがいたとします。

住宅メーカーの仕事が絶えずある時であれば、他の会社の仕事は見向きもしないでしょうが、不況によって住宅メーカーの仕事が減った場合、それだけでは食べて行けなくなります。

そうなれば、仲間の職人や材料メーカー等、少しでも外部と繋がりを持って仕事を確保しようとするため、私のような材料販売会社としては接触のチャンスが広がり、その分新規の売り上げを増やすチャンスも広がります。

ビジネスにおいて、どこにお金が動くか?ではなく、お金を動かす「価値」に着目する事が重要です。

この先、既存のシステムや常識が崩壊し、人はどんな欲求を持つようになり、それを満たす「価値」とは一体何なのか。

半年〜一年、ひたすら考え、行動するしかありません。