愛に飢えた安倍少年
こんにちは。Roof SAです。
今回は一月万冊で8/23に配信された動画を紹介します。
清水さんが、作家の今一生さんと安倍総理の少年時代に着目し、どのような人生を経て今に至るのかを分析されています。
8/28安倍総理はついに辞意を表明しましたが、コロナウイルスの影響もあって、「憲法改正」「北方領土問題」「拉致被害者問題」「オリンピック」「アベノミクス」など、全てが決着を見ることなく中途半端な形で終わりました。
それはなぜか?
安倍総理の過去にヒントがあります。
安倍総理は今から65年前に、安倍晋太郎さんと安倍洋子さんの元に生まれました。
安倍晋太郎さんは元政治家で安倍洋子さんのお父さんは元総理大臣の岸信介さんです。
政治家一族で忙しい安倍家では乳母の梅さんという方をを雇い、彼女が晋三少年の母親代わりとなっていました。
嘘をついて宿題をやらなかったり、先生や同級生からは腫物扱いされて人間関係が上手く築けないなど、決して幸せな幼少期を過ごしたわけではないようです。
宿題に関しては、晋三少年が寝ている間に乳母が代わりにやっていた上、先生もそれを追及する事はありませんでした。
晋三少年の兄は早い段階で、将来政治家になることを断固拒否していたため、晋三少年が実の母親から岸信介のイデオロギーを叩き込まれることになりました。
そして28歳の時、本人の意に反して、父である晋太郎は自身の秘書官として招き入れ、晋三少年の政治家人生が始まりました。
本人の意思が尊重される事はなく、岸信介の念願である憲法改正を実母に迫られ、気付けば一国の総理大臣になっていました。
総理大臣になる事が本人の意思ではなかったと仮定すると、ほぼ全ての政策が中途半端に終わる事も納得がいきますね。
今さんはこれを母親からの虐待と分析。
子供は自分が虐待されていることに気付きにくく、気付いても認められない傾向があると指摘します。
自分が親になって初めて虐待されていた事実に気付く事が多いようですが、30年近くも要してしまいますね。
安倍総理夫妻にはお子さんはいないようなので、もしかしたら気付いていない、あるいは認める事が出来ないまま、総理大臣になってしまったのかもしれません。
日本の民放818条の1項によると、「成年に達しない子は親権に服する」となっています。
つまり、未成年は親に服従しなければならないのです。
この考えが結果的には国のトップにも影響し、やがては国全体へ影響を及ぼしていたと言えます。
かつて同盟国だったドイツではヒトラー政権崩壊後、二度と同じ事が起きないよう、1979年に親権の概念を廃止しました。
ヒトラーが幼少期に虐待に遭っていたため、その影響がドイツ全土に広がってしまった事を国をあげて反省した形となります。
同じくかつての同盟国イタリアも2013年に親権の概念を廃止しています。
安倍政権の7年8ヶ月が失敗であったと感じるならば、日本も親権の概念を真剣に見直し、構造的に変えていく必要があるのではないでしょうか。