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愛に飢えた安倍少年(青年期編)

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で8/25に配信された動画を紹介します。

清水さんが東大教授の安冨歩さんと、著書「沈黙の仮面」を元に、8/28に辞意を表明した安倍総理の過去についてお話ししています。

安倍総理の学歴は成蹊小学校〜成蹊中学校〜成蹊高校〜成蹊大学であり、歴代の総理大臣と比較しても決して高学歴とは言えません。

成蹊大学卒業後は神戸製鋼へ入社します。

神戸製鋼では3年間勤務しましたが、父であり当時の外務大臣 安倍晋太郎の秘書官になることを勧められて、一度は断ったそうです。

しかし、通じるはずもなく結局は秘書官になる訳ですが、このプロセスがなんとも切ないものです。

一度断られた父 晋太郎さんは神戸製鋼へ掛け合い、安倍総理を説得するよう迫ったそうです。

神戸製鋼としても、政治家になるまで数年預かるというつもりで入社させていたため、当然その要求に応じ、安倍総理は会社ぐるみで秘書官への道を強制させられました。

送別会の最後には、胴上げされ涙を浮かべて去って行ったというエピソードも紹介されました。

安倍総理は決して政治家を志してなどいなかったのだと推測できます。

東大や京大などではなく、一般的な大学への進学を選んだ事も、政治家になりたくないという意志の現れだったのかもしれません。

ちなみに安倍総理には寛信さんという実の兄がいらっしゃいます。

寛信さんは父 晋太郎さんの政治活動の手伝いが嫌で仕方なく、絶対に政治家にはならないと決め、大学卒業後は三菱商事へ入社し、今はその子会社の社長を務めています。

こうして安倍晋三少年の政治家人生がスタートし、後に在任日数最長を誇る総理大臣となる訳ですが、お世辞にも家族や社会から手厚いおもてなしがあったは言えません。

逆に恨みすらあったかもしれません。

家族や社会にマイナスイメージを持った人が権力を握った時、果たして世のため人のために活動しようと思えるでしょうか。

確かに安倍総理の在任7年8ヶ月は中身が無かったようにも思えます。

しかし、なぜそうなってしまったのかを考える事なく次の総理に関心がいっているようでは、日本は永遠に変わる事はありませんね。