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コロナ大失業時代でも罪のない子供を守るには

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で9/1に配信された動画を紹介します。

清水さんが作家の今一生さんと、コロナによって失業者が増える中、罪のない子供や家族を守るために何をすべきか?という事をテーマにお話しされています。

日本でコロナウイルスが流行してから半年が過ぎましたが、その間、総務省労働力調査による完全失業者数が6ヶ月連続で増加します。

日に日に倒産の話題も増えていく中、飲食、アパレル、デパートだけが厳しいのではなく、それらに関連する業界も今後少なからず影響を受けるでしょう。

仮に失業してしまった場合、経験を活かすために同じ業界で就職しようとしても業界全体が落ち込んでいるため、全く別の業界で未経験の仕事をしなければならない可能性も出てきます。

その上賃金も下がるとなると、生活水準も下げざるを得なくなります。

生活水準を下げる事で、大きな負担がかかるのが子供です。

私立校→公立校、都内→地方などネガティブな転校や引っ越しとなり、引っ越しや転校先でいじめの対象になる可能性もあります。

また、子供は親の感情をいち早く察知し、忖度してしまう特性があります。

夏休み最終日に、親が失業して顔面蒼白となっていたら子供は何を思うでしょう。

時に、自分に責任があると感じて自分を責めてしまわないでしょうか。

親に負担をかけたくない一心で行きたくない学校に歯を食いしばってでも行こうとしてしまわないでしょうか。

親の失業と子供の問題全く別の話であり、切り離して考える必要があります。

そしてそれを口に出して子供に伝える事で、守らなければならないというモチベーションに変わり、逆にエネルギーが湧いてくる事があるかもしれません。

そもそも日本で生活する限り、最低限の文化的な生活を憲法が保証しているため、お金がなくて飢え死にすることはまずないと言っていいでしょう。

子供が家庭内の事に責任を感じて自分を責め、自殺に追い込まれるなんて事は絶対にあってはなりません。

もし会社の業績が著しく落ちていたり、失業一歩手前まで来てしまったら、経営者に対して日本政策金融国庫による融資をけしかけてみるのも一つの手段です。

こちらは財源が税金ですので、実質無担保無利子で借りる事ができ、実際に清水さんの知り合いの、営業利益800万円程の企業でも2億円の借り入れが出来たようです。

もうすぐ政権は変わってしまいますが、安倍政権の企業の支援を手厚くする姿勢は変わっていません。

中小企業の経営者は、今日明日の事で頭が一杯で、もしかしたらこの制度を認識していない可能性もあります。

仮に数億円借りる事ができたら、それだけで一年くらいは凌げるかもしれません。

社員一丸となって会社の危機を乗り切ろうとする姿勢を持つと同時に、これを機に安定と勘違いしている会社員への考え方を改める必要があります。

いくらコロナ不況であろうと、子供達には何の罪もありません。

日本の未来を担う子供達を守る事が、将来の自分を守る事にも繋がります。

危機的状況な時こそ、子供に目を向けましょう。