一月万冊応援blog

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大不況を生き残るために、みんなと同じで安心と考えるのは止めよう

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で10/21に配信された動画を紹介します。

清水さんが作家の今一生さんと、コロナ不況を生き抜くための手段とマインドについてお話しされています。

ヨーロッパ各国で感染者が爆発的に増える中、東京五輪中止がいよいよ現実味を帯びて来ました。

五輪中止となれば、スポンサー企業へのダメージは避けられないでしょう。

スポンサー企業だけでなく、五輪会場周辺の飲食店、グッズ販売などの関連産業へもダメージは及ぶため、五輪特需が無くなる事を多くの産業が覚悟しなければなりません。

それもなるべく早い段階かつ良い意味で諦めが必要であり、切り替えるタイミングが早ければ早いほどコロナ不況に対応しやすくなります。

高度経済成長期はベトナム戦争朝鮮戦争、冷戦などの特需によって支えられてきました。

元々日本人はアニメ、漫画以外に自発的に物を発明して販売する力は残念ながらありません。

なぜなら日本社会は、奇抜な発想や発明は回りの人間から「和を乱す」などの同調圧力によって排除されてしまうからです。

それでもこの先、等身大の知識や自分ならではの経験を活かしてどう収益化するかという事を一人ひとりが考えなければ、回りと一緒に沈んでしまいます。

これまで多くの人が、偏差値を上げる、資格をとる、出世するなど上を見ることで給料を高めようとして来ましたが、それは偏差値や資格に価値があるのであり、替えのきく人物として扱われ、リストラ候補となります。

全体が下がりゆく中では、個人の独自性をいかに主張できるかが鍵となります。

そのため、まずは自分自身の蓄積した経験が実は豊かである事を認識すべきです。

とはいえ、大金などすぐには望めるはずはなく、それに騙されて多額のお金を投資してしまう可能性があります。

我々日本人らしい堅実な姿勢を活かし、副業としてスモールビジネスを地道に展開する事が、成功への近道です。

もしかしたら100万稼げるかもしれないビジネスよりも、毎月確実に5千円や1万円稼げるビジネスから小さく始め、段々と大きくしていく方が手を付けやすいと思います。

そこで活きてくるのが自身の人生経験です。

ニートでも20年やったらその道のプロであり、真似できる人は案外少ないと今さんは言います。

自分では過小評価している経験でも、もしかしたら月5千〜1万円分の価値があるかもしれません。

何か特殊な資格や能力を得なくとも、今までの人生を振り返り、棚卸しする事で今後の人生に役立つヒントがきっと見つかるはずです。

会社員や公務員は学校で教わった「みんなと同じが正解」という考えになりがちで、その考えが不況下においては自分の首を絞める事になります。

また、資本主義とは本来、自分の意思で稼ぐも良し、休むも良しというスタイルであり、会社員として働いて、頑張っても頑張らなくても給料が変わらないというスタイルは社会主義です。

休まず真面目に会社に通って働けばいつか報われるなど、何の根拠もない話であり、生殺与奪の権利を経営者に握られてしまっています。

しかし、今の段階でそれに気付けるだけまだ華です。

会社員として給料をもらえている時にこそ、自分の人生を振り返り、どの部分が副業として成り立つか?という問いかけを常に自分にすべきですね。