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自殺増加、コロナ不況、五輪中止で蝕まれるメンタル

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で10/25に配信された動画を紹介します。

清水さんが作家の今一生さんと、コロナ禍において、知らぬ間にメンタルがダメージを負っているという事をテーマにお話しされています。

コロナウイルスの感染は拡大する一方で特にヨーロッパでは深刻な状況となっています。

日本も11月に入って新規感染者数が激増しています。

そんな中、7〜9月は自殺者が前年比で増え、経済は悪化の一途をたどり、東京五輪の中止も決定的なため、更なる経済へのダメージが懸念されます。

自殺率が高まっている社会に生き、今後も増える事が予想される中、我々は通常時のメンタルを保ちにくい状況にある事は間違いないでしょう。

「私は大丈夫」という認識は、現実逃避している可能性があるため、黄色信号かもしれません。

例えば幼少期に受けた虐待は、その時に虐待と感じる事は少なく、むしろ大人になって子供が出来てから気付く事の方が多いと今さんは言います。

まずは将来への不安によって、自身のメンタルバランスが崩れかけていることを認識し、自分自身と向き合うという点検作業が自分を守る事に繋がります。

メンタルの崩れを認識したら、まずカウンセリングを受け、何に対して不安なのかという一次的な原因を突き止める事が重要です。

一次的な原因によってメンタルが崩れていると認識する事が出来れば、今度はそれに対する薬を処方してもらうために病院へ出向くというピンポイントな対応が出来ます。

いきなり精神科だと、一次的な原因が分からないまま、最初から薬だけに頼るようになってしまいます。

世界全体の景気が悪化し、経済マイナス成長時代に突入する可能性が高い中、自殺がより身近になっていくかもしれません。

そして、それに反して国会議員や国家公務員は安全圏にいるため、現場とのギャップはどんどん広がっていくでしょう。

自殺率の高まる異常な社会では、精神が不安定な事に無自覚なメンヘラも出現しやすいため、そのような人間に対しては「嫌です止めてください」と伝えてください。

嫌な理由を言って相手を説得させる必要はありません。

特に、これまでの人生で我慢して生きてきた人間は、他人に対しても我慢して生きるべきと言う価値観を持っている可能性があり、そんな人間の価値観を他人が変える事は出来ません。

それよりも自分自身を守りましょう。

他人を傷つけても自分は守れません。

自分と向き合う事が出来ず、それを誤魔化すために他人を傷付けてしまう人も多くいると思いますが、そういう状況だからこそ自分と向き合い、弱さを認められる人が輝きます。

どんなに強い人でもビジネスは一人では出来ません。

逆に弱い者同士によるビジネスが、強者を打ち負かす日が来るかもしれません。

かつてのリア充自慢の時代は終わりました。

強がりはストレスとなり、そのストレスが他人へ向いてしまうと孤立し、新たなストレスを生みます。

まずは自分と向き合い、弱さを認める事が、コロナ社会を生き抜く原動力を生み出すかもしれません。