メディアと官僚による菅政権下ろし
こんにちは。Roof SAです。
今回は一月万冊で9/16に配信された動画を紹介します。
清水さんが作家のの本間龍さんと、メディアと官僚による菅政権への逆襲をテーマにお話しされています。
9/12 TBSが「行き過ぎた官邸主導の弊害」と称して、報道特集というテレビ番組で現役厚労省職員のインタビューを紹介しました。
そのインタビューで現役厚労省職員は「官邸から大きくズレたものが降ってくる」「軌道修正が出来ない」「現場を知らないし見てないからこそ、実務を加味せずに決めるのではとても困る」など官邸主導であるが故の弊害について語っています。
そしてその代表格がアベノマスクであると発言しました。
当初アベノマスクは、医療現場や福祉施設など感染リスクの高いところへ集中的に配布する方向だったようです。
しかし、官邸が突然、全世帯に配布すると決まりました。
それが国民に支持されるものであれば良かったものの、
結果は真逆となっています。
しかも、それによって国会や野党合同ヒアリングで、厚労省幹部がひたすら怒られ続けている現状もあるようです。
他にも、元厚労省官僚の千正さんという方が顔出し名前出しで、課題対する時間軸が短くなり、負担が大きくなった事や株価上昇に対して、丁寧に説明するのてまはなく、政策による成果である事を強調する答弁書を作るよう迫られたと語っています。
安倍政権の支持率が高い時であれば、スポンサーは政権批判を主旨とした番組を嫌うため、お蔵入りになっていた可能性があると本間さんは分析します。
国民の空気を読むのがスポンサー、スポンサーの空気を読むのが電通、電通の空気を読むのがテレビ局や新聞社であり、そのテレビや新聞を見ているのが国民であるためです。
国民が支持している政権を批判するようなテレビ番組は、国民から反感を買いますからね。
2018年、当時総務大臣だった高市さんによる電波停止発言を代表するように、安倍政権ではテレビ番組の報道を厳しく監視してきました。
現時点では菅政権は高支持率となっていますが、まだ稼働状態になく、エアーポケット状態となり、緩んでいる今がチャンスと見て、テレビ局や官僚による逆襲が始まっているのでしょうか。
ただ、菅政権としても新たな総務大臣として元国家公安委員長の武田氏を任命したり、菅首相自ら「政策に反対する官僚は異動してもらう」と発言したり、さらなる権力によってねじ伏せようとしています。
それでも、もし早期解散となれば選挙中はメディアや官僚への圧力が弱まるため、今以上にリークされる可能性があります。
時間が経てば経つほどオリンピック中止やコロナ第二波が近づくと共に、最初の内だけ高いご祝儀相場がだんだん下がります。
その上、菅首相のボロが出たり、野党がまとまってしまう可能性もあり、自民党としては難しい選択を迫られている事は確かでしょう。
私個人的には、メディアと官僚の逆襲をもう少し見てみたいです。