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コロナ禍でも4連休は激混み!というマスコミの印象操作で日本は停滞

こんにちは。Roof SAです。

今回は一月万冊で9/21に配信された動画を紹介します。

清水さんが平田さんと、マスコミの印象操作が与える日本経済への悪影響についてお話しされています。

9/21 ABCニュースが4連休で高速道路は渋滞、USJは入場制限、神戸南京町の大混雑ぶりを報道しました。

同日の日テレニュースでも神奈川から来た家族にインタビューし、こちらも渋谷が賑わっていると報道。

しかし、9/21の内閣府の人流の減少率を見ると、感染症拡大前の1〜2月と比較して新宿周辺で14.9%減、渋谷センター街28.1%減、大阪梅田橋周辺で18.1%減、兵庫県三ノ宮駅周辺で16.6%減となっていました。

「増えている」と感じるのは記者や歩いている人の感覚であり、事実とは異なります。

それなのに、ただの感覚で増えているする報道は「Go Toキャンペーンの効果」と主張する事で、政府に尻尾を振っているのでしょうか。

元々、土日祝日はニュースのネタが少ないため、視聴者が好みそうな、事実でない話題を取り上げ読者の興味を惹こうとします。

このニュース一つとってもそうですが、我々が日頃から身近に触れているニュースは「読んでもらうための報道」であって事実を追及した報道はほぼありません。

先日、コロナウイルス空気感染の可能性についての重大な事実をトランプ大統領が隠していたというニュースをワシントンポストは約1万7千文字で取り上げました。

対して日本の朝日新聞はたった400文字で報道。

トランプ大統領菅首相の電話会談については、朝日新聞やTBSや日テレニュースなどは1000文字程度で「電話会談した」「連携を確認した」「フレンドリーだった」などで終わっています。

一方、アメリカのTIMEの9/17の記事は文字数が圧倒的に多く、まず菅首相アメリカにとってどんな意味を持つのか?安倍前首相とアメリカは何をやったか?どんな課題を残したか?米中関係にどんな影響をもたらすか?などを報道し、分析しています。

我々国民の普段触れる情報量にこれほどの差があるとは驚きですね。

戦争においてもビジネスにおいても、情報が重要である事は以前もお伝えしました。

普段から事実でない、読んでもらう事を目的としたニュースばかりを見させられる事で国力はどんどん低下し、GDPの世界シェアは下がり続け、豊かにならないのはある意味当然の事かもしれません。

まずはそれに気付き、起きた事をただ垂れ流すだけのマスコミの報道など当てにせず、自ら情報収集して真実を掴む訓練を日頃から行いましょう。